1. ステンレスの5711

私が購入したのはステンレスの時計にもかかわらず、軽く1000万円を超えるモデルでした。
実物を見た時はもちろんめちゃくちゃかっこよかったのですが、
正直「これに1000万か・・・」と悩みもしました。
世界最高のスポーツウォッチだけに実物はすさまじく精巧に作られていて、
ずっと憧れの時計だったので悩んだ結果購入を決断しました。
2. 購入したモデルについて
2-1 なるべく新品に近いものを
せっかくノーチラスを購入するなら状態の良い個体が前提条件でした。
市場に出ているもののほとんどはポリッシュ済みや使用感がある個体でしたので、探すのに苦労しました。
そんな中、あるお店のホームページを毎日チェックしていたら程度の良い5711が売られていたのです。
わずかなすれ傷があるもののノンポリッシュのワンオーナー品と思われる個体に出会うことができたのです。
2-2 高年式の新キャリバーに拘った

5711は製造年によって少々仕様が変わるのが面白いところです。
今回購入したブラックブルー文字盤の5711に関しては2006年~2021年の製造期間であったが、まずムーブメントが2回変更されています。
- 2006年~2008年頃 ・・・「Cal.315SC」ハック機能なしのジュネーブシール取得
- 2008年~2019年頃 ・・・「Cal.324SC」ハック機能なしだがパテックフィリップシール取得
- 2019年~2021年頃 ・・・「Cal.26-330SC」ハック機能ありのパテックフィリップシール取得

5711について詳しく解説されている動画はこちら
せっかくノーチラスを買うならハック機能ありの新キャリバーがいいと強く思い、
私は2021年製造の超高年式を見つけることができ購入に至りました。
3. 実際に使用してみて
3-1 良かった点
驚くべき装着感の良さ、薄さ

腕時計は装着感がとても重要です。そのため購入前には試着したほうがいいと言われていますよね。
このノーチラスは腕周り16.5cmの私にとってジャストフィットで薄く、非常に快適に着用することができました。
デイトナやロイヤルオークも過去に着用しましたが、それらよりも装着感が良かったです。
着用時の多幸感

長年あこがれていた時計だったので、完璧なデザイン設計に見惚れてしまいます。まだ、外に着用していく機会はほとんどありませんが、着用した時の気分の上がり具合は半端ないです。人に気づかれやすいという点では、デイトナのほうが上かもしれませんが、良い時計をしているという満足度はノーチラスのほうが上かもしれません。
新キャリバーの恩恵
昨今、機械式時計ではあたりまえとなっているハック機能。パテックフィリップは数年前まで採用してなかったんですね。前述のとおり5711に関しては最後の3年くらいしかそのハック機能がついてないわけですから、そこに拘りがある人は何が何でも欲しくなります。
ハック機能が秒単位秒単位の時間合わせができるので、快適に使用することができます。
3-2 いまいちだった点
バックルの利便性

昨今、多くのメーカーが採用しているのがホールディングバックルです。
このタイプは、ワンプッシュでバックルを開放することができるので、とても楽です。
オーデマピゲのロイヤルオークやヴァシュロンコンスタンタンのオーバーシーズにも採用されています。
しかし、ノーチラス5711のバックルはワンプッシュでなくツメを開放して観音開きにバックルを開放するタイプなのです(文字だけだと表現が非常に難しい)。
慣れないうちはものすごく苦戦するので、もうちょっと利便性が高いバックルにしてほしてほしかったです。
シンプルに値段が高い、維持費も高い
1000万円を超えるステンレス時計はそうそうありません。
その価格帯になってくると雲上時計の複雑機構や金無垢も選ぶことができるのですから。
そういった意味では、いくらノーチラスとはいえ普通のステンレス時計ですから、
値段が高い!という意見がほとんどであり、私もそう思います。
維持費に関しては中三針の自動巻きにもかかわらず数十万かかります。
軽くロレックスの2倍以上はオーバーホールで掛かると思った方がいいと思います。
4. まとめると
今後出会える確率が低い個体に出会うことができたので、率直に購入して良かったと思います。
ただ、私にとっては1000万超えの時計を普段使いする勇気はなく、
今後はパーティや結婚式など特別な機会にのみ使用したいなと考えております。
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